August 23, 2005

Webデザイナーはどう対応すればよいか?

書店のコンピュータ書籍コーナーに行くと「CSSデザイン」、「XHTML + CSSリファレンス」、「Webスタンダード」などの専門書籍がたくさん並んでいます。手にとってパラパラとながめてください。また、企業や自治体のWebサイトにアクセスしてHTMLソースを見てください。とてもシンプルに記述されているサイトが増えていることに驚くと思います。「Web標準」という大きな波が徐々に接近しつつある現実を知ることになるでしょう。

「標準に準拠するメリットは何?」と疑問に思っているデザイナーも多いと思います。また、企業の戦略として流行に乗っかることもありますので「何がなんでもアクセシビリティ配慮」などと要求される場合もあるでしょう。概念なしで作業あり、という仕事が増えることも考えられます。このような状況でWebデザイナーはどういう対策をとる必要があるのでしょうか?

「不易流行」という理念があります。「流行」はどんどん変化していくものですが「不易」というのは不変、つまり時間が経っても変わらないことを意味します。CSSデザインの周辺は現在とても慌ただしい状況が続いています。ブラウザがCSSの新しいバージョンをサポートしたり、ブラウザのバグを回避するテクニックが改良されたり、今までとは異なるWebデザインのワークフローが紹介される等。これらは今後もどんどん変化していきますので「流行」と捉えることができます。一方、「不易」の部分もあります。CSSがW3Cによって勧告されたのは1996年12月ですが、このとき示された考え方は今もほとんど変わりません。CSSの継承概念やカスケーディングオーダー、スタイルのコンポーネント化など、基礎知識として重要なものばかりです。
本書では、この「不易」の部分を中心に構成しています。これは目まぐるしく変化する状況でも「応用力」を持って対応できる基礎を重視するというコンセプトがあったからです。
sou_books at 23:14│TrackBack(0)はじめに 

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